「WQHDモニターを選ぼうとしたら種類が多すぎて決められない」──そのお悩み、よくわかります。2026年現在、27インチWQHDゲーミングモニターの選択肢は144Hz・165Hz・180Hz・240Hz・300Hzと広がり、パネルもIPS・VA・OLEDと乱立しています。価格は2万円台から10万円超まで幅広く、単純に「高い=良い」では選べません。
この記事では、2026年6月時点で実際に購入できるWQHDゲーミングモニターの中から5選を厳選し、コスパ・リフレッシュレート・パネル特性の3軸で正直に評価します。また、「240Hzモニターは本当に必要か」「IPSとVAどちらを選ぶべきか」など、競合記事が曖昧にしている疑問にも明確に答えます。
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| ✅ 2026年おすすめWQHDゲーミングモニター5選(予算・用途別) |
| ✅ リフレッシュレート別(180Hz / 240Hz / 300Hz)の正直な選び方 |
| ✅ IPS・VA・OLEDパネルの違いと「自分に合う」パネルの見つけ方 |
| ✅ 「240Hzで本当に差が出るのか」に正直に答える |
| ✅ WQHDモニターに合わせるべきGPUの目安 |
| ✅ HDR400が「飾り」である理由と本当のHDR体験の条件 |
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第1章:WQHDモニターを選ぶ前に知るべき3つの基準
モニター選びは「スペックの数値比較」より先に、「自分の用途と優先順位」を決めることが重要です。スペック表を見る前に以下の3点を自分に問いかけてください。
| 確認項目 | 選択肢 | 選び方への影響 |
|---|---|---|
| ①主にプレイするゲームジャンル | 競技FPS系 / RPG・オープンワールド系 / 両方 | リフレッシュレートの優先度が変わる |
| ②PCのGPU性能 | RTX 5060 Ti / RTX 5070 / RTX 5070 Ti以上 | 240Hzを活かせるかが決まる |
| ③画質 vs 滑らかさの優先度 | 映像美重視 / fps重視 / バランス型 | パネル種別と適正リフレッシュレートが決まる |
WQHD(2560×1440)はフルHD(1920×1080)の約1.78倍のピクセル数。27インチモニターでは1ピクセルあたり約0.233mmで、文字もゲーム内テクスチャもフルHDより鮮明に見えます。GPU負荷はフルHD比で概ね1.4〜1.8倍増加するため、WQHDモニターを選ぶなら同時にGPUも見直す視点が必要です。
第2章:おすすめWQHDゲーミングモニター 5選【2026年版】
①2026年6月時点で日本国内で購入可能な現行品であること
②スペック・コスパ・ユーザー評価のバランスが優れていること
③各価格帯・用途で「これ1台」と推薦できる明確な強みがあること
【1位】Pixio PX278 WAVE|コスパ最強のFPS・RPG両立モデル
| スペック項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル種別 | Fast IPS |
| リフレッシュレート | 最大180Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| 色域 | DCI-P3 96.5% / sRGB 135.76% |
| HDR | 対応 |
| 同期技術 | FreeSync Premium / G-SYNC Compatible |
| 端子 | HDMI 2.0×2 / DisplayPort 1.4×1 |
| スピーカー | 3W×2 内蔵 |
| VESA | 75×75mm(変換アダプター付属で100×100mm対応) |
| 保証 | 2年間 |
| カラー展開 | ブラック・ホワイト・ピンク・ブルー・ミントグリーン・パープル・ベージュ・イエロー(8色) |
| 参考価格 | 約3〜4万円台(公式サイト・Amazonでご確認ください) |
選んだ理由:Fast IPSパネルによる広視野角・色再現性と、180Hz・1ms GTGの高速応答を両立しながら価格を抑えた、2026年時点でのWQHD入門モデルの決定版です。DCI-P3 96.5%という色域はRPGや映像コンテンツで明確に効いてきます。8色展開という豊富なカラーバリエーションはデスク環境を選ばないのも加点ポイント。
付属スタンドはチルト(前後角度調整)のみで、高さ調整・スウィベル・ピボットには非対応です。細かな高さ調整が必要な方はモニターアームの併用を前提に考えてください。VESAは変換アダプター付属で100×100mmに対応しています。
こんな人に向いている:WQHDゲーミング環境に初めて移行する人・デスクインテリアを大切にしたい人・FPSとRPGを1台で両立したい人
【2位】IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JA|日本メーカー品質+リモコン付き万能型
| スペック項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル種別 | AHVA(Fast IPS系) |
| リフレッシュレート | 最大180Hz |
| 応答速度 | 0.2ms(GTG)/ 0.7ms(MPRT) |
| HDR | DisplayHDR 400 |
| 同期技術 | FreeSync Premium / G-SYNC Compatible / AdaptiveSync認定 |
| 端子 | HDMI 2.0(VRR対応)×2 / DisplayPort 1.4×1 |
| スピーカー | 2W×2 内蔵 |
| スタンド機能 | チルト・スウィベル・ピボット・昇降(フル可動) |
| VESA | 100×100mm |
| 付属品 | リモコン |
| メーカー特有機能 | Clear AIM(残像低減)・オーバードライブ・ナイトクリアビジョン |
| 参考価格 | 約3〜4万円台(公式サイト・各販売店でご確認ください) |
選んだ理由:国内メーカーIODATAのロングセラーモデルで、2023年発売ながら2026年現在も売れ筋上位を継続しています。最大の差別化ポイントはリモコン付属と、PCとゲーム機の入力切り替えに便利なHDMI 2.0(VRR対応)×2構成です。フル可動スタンド(高さ・チルト・スウィベル・ピボット)が標準搭載で、設置自由度も高い。
HDMI 2.0(VRR)×2端子により、PS5やNintendo Switch 2とゲーミングPCを同時接続してリモコンで瞬時に切り替えられる構成が組めます。「ゲーミングPCとコンソールを1台のモニターで使い分けたい」ニーズに対してはこのモデルが最も整った構成です。
こんな人に向いている:PS5やSwitch 2とゲーミングPCを1台のモニターで使い分けたい人・安定した日本メーカーサポートを重視する人・スタンドのフル可動が欲しい人
【3位】IODATA GigaCrysta EX-GCQ271UD|WQHD 240Hz × ADS × 5系統入力のフル装備モデル
| スペック項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | EX-GCQ271UD |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル種別 | ADS(広視野角IPS系) |
| リフレッシュレート | 最大240Hz |
| 応答速度 | 0.2ms(GTG) |
| HDR | 対応 |
| 同期技術 | FreeSync Premium / G-SYNC Compatible / AdaptiveSync認定 / HDMI 2.1 VRR(PS5対応) |
| 端子(入力) | HDMI 2.1×3 / DisplayPort×1 / USB Type-C×1(計5系統) |
| スピーカー | 内蔵あり |
| スタンド機能 | 高さ調整・縦横回転(ピボット・スウィベル)対応 |
| 付属品 | リモコン付き |
| 特有機能 | Focus Mode(27→24インチ相当切替)/ Focus Image(錯視描写・明治大学中村教授監修)/ Clear AIM / 仮想サラウンド / 自動低遅延 |
| サポート | 土日サポート対応・日本メーカー |
| 購入先 | Amazon(EX-GCQ271UD) |
選んだ理由:WQHD 240Hz × ADS(IPS系広視野角)パネルに加え、HDMI 2.1×3・DisplayPort・USB-C の5系統入力とリモコン付きを標準搭載した、IODATAの上位フル装備モデルです。特筆すべきは「Focus Mode」と「Focus Image」の組み合わせ。FPSプレイ時に表示エリアを27→24インチ相当に縮小するだけでなく、縮小後の黒枠部分に明治大学・中村教授監修の錯視描写を表示することで24インチ相当の表示エリアへの集中力を高める設計になっています。PS5・Switch 2・PCなど複数機器をHDMI 2.1×3で同時接続してリモコンで瞬時に切り替えられる構成も、このクラスでは希少な強みです。
HDMI 2.1×3があることでゲーミングPC・PS5・Switch 2をすべて同時接続可能。リモコンで入力切替・音量調整・モード変更が手元で完結します。WQHD 240Hzの競技性能と、複数デバイスの使い分け利便性を両立できる点がこのモデル最大の差別化ポイントです。
WQHD 240Hzを安定して活かすには、RTX 5070 Ti以上(または同等AMD GPU)のGPU性能が現実的なラインです。RTX 5060 Ti〜5070クラスではDLSS/FSR併用でWQHD 144fps前後が実用域となるため、購入前にGPU性能をあわせて確認してください。
こんな人に向いている:競技FPSとWQHD映像美を1台で両立したい人・PC+PS5+Switch 2など複数機器を頻繁に切り替える人・Focus Image込みの競技環境を整えたい人
【4位】MSI MAG 274QPF X30MV|WQHD 300Hz × Mini LED × Rapid VAの最強コントラスト
| スペック項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル種別 | RAPID VA(Mini LED) |
| リフレッシュレート | 最大300Hz |
| 応答速度 | 0.5ms(GTG、最小値) |
| コントラスト比 | 4,500:1 |
| ローカルディミング | 1,152ゾーン |
| HDR | DisplayHDR 1000 |
| 輝度 | 400cd/m²(ピーク時1,000cd/m²) |
| 色域 | sRGB 100% / AdobeRGB 99% / DCI-P3 97% |
| 同期技術 | Adaptive-Sync対応 |
| 端子 | HDMI 2.1×2 / DisplayPort 1.4a×1 |
| スタンド機能 | チルト・スウィベル・ピボット・昇降(フル可動) |
| VESA | 対応 |
| 保証 | 3年間 |
| 参考価格 | 約5〜7万円台(公式サイト・各販売店でご確認ください) |
選んだ理由:このモデルが他の4選と根本的に違うのは「Mini LED × 1,152ゾーンローカルディミング × DisplayHDR 1000」の組み合わせです。コントラスト比4,500:1という数値はIPS系モニター(1,000:1前後)の4倍以上。暗いホラーゲームやRPGの夜シーンで、他のモニターでは黒つぶれしていた部分まで階調が見えるという体験ができます。300Hzという超高速リフレッシュレートはFPS向けの強みですが、このモデルの真の価値は高画質のVAパネル×Mini LEDの映像表現力にあります。
「RAPID VA」と銘打ってはいますが、VA系パネルは黒→白の遷移は速くても、中間色(グレー→グレー)遷移ではIPS系に劣る場面があります。0.5ms(GTG最小値)という表記は最良条件での測定値です。競技FPSでIPSと同等の残像感を期待するのは難しく、「映像美と高リフレッシュレートの両立」として評価するのが正確です。
こんな人に向いている:暗いゲームを没入感で楽しみたい人・本物のHDR映像体験を求める人・映像美とFPS性能の両方に妥協したくない上級者
【5位】Pixio PX277 OLED MAX|WQHD 240Hz × OLEDの映像体験最高峰
| スペック項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル種別 | OLED(有機EL) |
| リフレッシュレート | 240Hz(DisplayPort接続)/ 144Hz(HDMI接続) |
| 応答速度 | 約0.03ms(GTG) |
| 色域 | sRGB 137.3%カバー |
| コントラスト比 | ∞(ピクセル単位で自発光のため) |
| HDR | 対応 |
| 同期技術 | AMD FreeSync Premium |
| スピーカー | 5W×2 内蔵 |
| 参考価格 | 約6〜8万円台(公式サイト・各販売店でご確認ください) |
選んだ理由:OLED(有機EL)パネルはピクセル単位で発光・消灯するため、コントラスト比は理論上無限大。0.03ms(GTG)という応答速度は液晶モニター(1ms)の30倍以上速く、残像感はほぼゼロです。RPGの夜空・ホラーゲームの暗闇・映像コンテンツの黒表現は、液晶では絶対に再現できない次元にあります。WQHD OLEDの中では比較的手の届きやすい価格帯で、「OLED入門機」として選びやすいモデルです。
OLEDの最大の懸念は焼き付き(バーンイン)です。HPやゲームのUIのように、長時間同じ位置に固定表示される要素があると、その残像がパネルに定着することがあります。近年は焼き付き対策技術(ピクセルシフト等)が進んでいますが、「絶対に起きない」とは言えません。長時間同じゲームを毎日プレイする方、特にHUD固定のゲームが多い方は、この点を理解した上で購入してください。明るい環境での反射(グレアパネル)も気になる点です。
こんな人に向いている:映像体験を最優先にしたい人・暗いRPGやホラーゲームを頻繁にプレイする人・OLEDの焼き付きリスクを理解した上で最高品質を求める人
第3章:5選の比較まとめ表
| モデル | パネル | 最大リフレッシュレート | 応答速度 | コスパ評価 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Pixio PX278 WAVE | Fast IPS | 180Hz | 1ms GTG | ◎◎ 最優秀 | FPS・RPG両立・カラバリ重視 |
| IODATA EX-GDQ271JA | AHVA(Fast IPS系) | 180Hz | 0.2ms GTG | ◎◎ 優秀 | PC+ゲーム機 切替・国産品質 |
| IODATA EX-GCQ271UD | ADS(IPS系) | 240Hz | 0.2ms GTG | ◎ 良好 | 競技FPS・多機器切替・Focus Mode活用 |
| MSI MAG 274QPF X30MV | RAPID VA Mini LED | 300Hz | 0.5ms GTG | ○ 用途特化 | 映像美×高リフレ・HDR重視 |
| Pixio PX277 OLED MAX | OLED | 240Hz | 0.03ms GTG | ○ ハイエンド | 映像最高峰・OLED体験 |
第4章:「240Hzは本当に必要か」に正直に答える
WQHDモニター選びでよく出るのが「180Hzで十分か、240Hzにすべきか」という悩みです。競合記事の多くは「高ければ高いほど良い」という回答で濁しますが、正直に答えます。
| ケース | 推奨リフレッシュレート | 理由 |
|---|---|---|
| RPG・アドベンチャー・オープンワールドが中心 | 144〜180Hz | フレームレート自体が60〜120fps程度になるため240Hzは活きない |
| 競技FPS(Apex / Valorant / CS2等)がメイン | 240Hz | GPU性能が追いつくなら240Hzの差は体感できる |
| FPSとRPGを半々でプレイ | 180Hz | RPGで240Hzは活かせない・180Hzで十分なコスパ |
| GPUがRTX 5060 Ti / RX 9070クラス | 165〜180Hz | WQHDで240fpsを安定させるGPU性能がない場合は240Hzは過剰 |
| GPUがRTX 5070 Ti以上 | 240Hz検討価値あり | 競技FPSで240fps台を安定して出せる |
144Hzから180Hzへの変化は大多数の人が体感できます。180Hzから240Hzへの変化は、競技FPSを高いレベルでプレイしている人には体感できますが、一般的なゲーマーには差を感じにくいです。「予算3〜4万円でWQHDモニターを選ぶ」なら180Hzのコスパ優秀モデルを選んでGPUに予算を回す方が、ゲーム体験全体のクオリティは上がります。
第5章:パネル種別の正直な選び方
IPS系(Fast IPS / AHVA)──バランス型で初心者にも安心
視野角・色再現性・応答速度のバランスが良く、2026年現在のWQHDモニターの主流です。ただし「IPS焼け(グロー)」と呼ばれる光漏れが画面四隅に発生することがあります。暗いシーンで目立つため、ホラーゲームやRPGの夜シーンが多い人は気になる場合があります。
VA(RAPID VA / Fast VA)──コントラストと映像美を重視するなら
コントラスト比が高く、暗いシーンの黒表現が圧倒的にきれいです。IPS系でよく問題になる光漏れが起きないのも強みです。ただし中間色の応答速度がIPS系より遅い傾向があり、残像感が競技FPS向きではない場合があります。Mini LED技術と組み合わせた上位モデル(MSI MAG 274QPF X30MV等)では大幅に改善されています。
OLED(有機EL)──映像体験最高峰だが焼き付きリスクあり
ピクセル単位の自発光により、コントラスト比・応答速度ともに液晶を大幅に超えます。ただし価格が高く、焼き付きリスクがあります。毎日長時間同じゲームを固定UIで遊ぶ方は焼き付きに注意が必要です。
| パネル種別 | 応答速度 | コントラスト比 | 光漏れ(グロー) | 焼き付き | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| IPS / Fast IPS / AHVA | ◎ | ○(1,000:1前後) | △ 発生することあり | なし | FPS・RPG両立・汎用 |
| VA / RAPID VA | ○ | ◎◎(3,000〜4,500:1) | ◎ 発生しにくい | なし | 映像美・暗いゲーム・HDR |
| OLED | ◎◎ | ∞(自発光) | ◎ なし | △ 長期使用で発生可能性 | 映像最優先・OLED体験 |
第6章:HDR400は「飾り」──正直に言います
DisplayHDR 400認証は、ピーク輝度400cd/m²が条件ですが、ローカルディミング(エリアごとの輝度制御)は不要です。つまり、バックライトは画面全体で一律に点灯しており、明るい部分と暗い部分の輝度差を細かく制御できません。実際の映像体験は「HDRなし液晶」と大差ないことがほとんどです。本物のHDR体験の条件:DisplayHDR 1000以上(ローカルディミング搭載)かOLEDパネルかの2択です。MSI MAG 274QPF X30MV(DisplayHDR 1000・1,152ゾーンローカルディミング)やOLEDモデルが「本物のHDR」を体験できるモデルです。
第7章:WQHDモニターに合わせるGPUの目安
| モニターのリフレッシュレート | 適正GPU(目安) | ゲームジャンル |
|---|---|---|
| 144〜165Hz | RTX 5060 Ti(12GB)以上 | RPG・FPS問わず |
| 180Hz | RTX 5060 Ti〜RTX 5070 | FPS・RPG両立 |
| 240Hz | RTX 5070 Ti以上 | 競技FPS特化 |
| 300Hz | RTX 5080以上(競技FPS専用の場合) | 競技FPS最高峰 |
上記はネイティブ描画で安定してモニターのリフレッシュレートを活かせる目安です。DLSSやFSRを使えば1〜2ランク下のGPUでも対応できますが、競技FPSではフレーム生成の入力遅延増加に注意が必要です。
第8章:購入前に確認すべきチェックポイント5つ
① 端子構成:DisplayPort 1.4は必須
180Hz以上のWQHDを使うには、HDMI 2.0では帯域が不足します。DisplayPort 1.4(またはHDMI 2.1)が必須です。購入前に端子構成を必ず確認してください。特に240Hz以上を使う場合はDisplayPort接続が前提になるモデルが多いです。
② スタンドの調整機能
チルトのみのスタンド(Pixio PX278 WAVE等)はモニターアームが前提になります。高さ調整・スウィベル・ピボットが必要なら、IODATA GigaCrystaシリーズのようにフル可動スタンド付きのモデルを選んでください。
③ 「MPRT 1ms」と「GTG 1ms」は別物
応答速度の表記には2種類あります。GTG(Gray to Gray)は実際のゲーム映像に近い測定値。MPRT(Moving Picture Response Time)はバックライトストロボを使った測定値で、画面が暗くなることがあります。GTGの数値で比較してください。
④ スピーカー内蔵の品質は過度に期待しない
5選すべてにスピーカーが内蔵されていますが、ゲーミングモニターのスピーカーは音質が良くないことがほとんどです。ゲーム音声にこだわる方はヘッドセットやスピーカーを別途用意することを推奨します。
⑤ 保証期間の確認
MSI MAG 274QPF X30MVは3年保証、IODATA製品は一般的に3年保証です。Pixio製品は2年保証です。高価なモデルほど保証期間を重視してください。
第9章:選び方フロー──あなたに合った1台を決める
| 質問 | 答えによる推奨 |
|---|---|
| 予算を抑えてWQHDを始めたい? | → Pixio PX278 WAVE(180Hz Fast IPS・8色カラバリ) |
| PCとPS5/Switch 2を1台で使い分けたい? | → IODATA EX-GDQ271JA(HDMI 2.0 VRR×2・リモコン付き) |
| 競技FPSを本格的にやりたい? | → IODATA EX-GCQ271UD(240Hz・Focus Mode + Focus Image・5系統入力) |
| 映像美と高リフレッシュレートを両立したい? | → MSI MAG 274QPF X30MV(Mini LED VA・300Hz・HDR1000) |
| 最高の映像体験に予算を惜しまない? | → Pixio PX277 OLED MAX(OLED・240Hz・0.03ms) |
第10章:よくある質問(FAQ)
Q1. WQHDとQHDは同じ解像度ですか?
はい、どちらも2560×1440ピクセルを指す言葉で、まったく同じ解像度です。WQHDは「Wide Quad HD」、QHDは「Quad HD」の略で、モニターのスペック表にどちらが書かれていても同じものを指します。
Q2. フルHDモニターからWQHDモニターへ移行すると何が変わりますか?
同じ27インチで比較すると、文字・テクスチャ・遠景の描写が明確に鮮明になります。RPGのオープンワールドや自然の描写、FPSでの遠距離の視認性が向上します。一方、GPU負荷が約1.4〜1.8倍増えるため、フルHDで快適だったフレームレートがWQHDでは落ちることになります。GPU性能の見直しとセットで考えるのが理想です。
Q3. 「G-SYNC Compatible」と「FreeSync Premium」は何が違いますか?
FreeSync PremiumはAMDが策定した可変リフレッシュレート技術の規格です。G-SYNC CompatibleはNVIDIAが認定した「FreeSync対応でNVIDIAのG-SYNC機能が使えるモニター」を指します。実用上は、NVIDIA GPU(RTX/GTX)でFreeSync Premium対応モニターを使うとG-Syncとして動作します。どちらの規格も「ティアリング防止・カクつき低減」という機能は同じで、日常のゲームプレイで差を感じることはほぼありません。
Q4. WQHDモニターはPS5で使えますか?
はい、使えます。PS5はWQHD出力に対応しており、最大1440p 120Hzでの出力が可能です。ただしHDMI 2.1対応の端子が必要です。IODATA EX-GDQ271JAはHDMI 2.0(VRR)×2端子を搭載しており、PS5との接続も問題なく行えます。PS5とゲーミングPCを同じモニターで使い分けたい場合は、端子構成を事前に確認してください。
Q5. ゲーミングモニターは27インチとそれ以外でどう選ぶべきですか?
デスクの奥行きと視距離で判断します。奥行き60cm以上のデスクで60〜70cm程度離れて使うなら27インチが標準的な選択です。デスクが狭い・近距離で使う場合は24インチのWQHDが見やすい場合もあります。逆に没入感を重視する・複数ウィンドウを大きく表示したいなら31インチも選択肢です。「27インチWQHDが全員に最適」ではなく、デスク環境と視距離から判断してください。
まとめ:WQHDゲーミングモニター 5選の総評
| モデル | こんな人に最適 | ひと言評価 |
|---|---|---|
| ✅ Pixio PX278 WAVE | WQHD入門・デザイン重視・FPS&RPG両立 | 8色カラバリ×180Hz Fast IPSのコスパ王 |
| ✅ IODATA EX-GDQ271JA | PC+ゲーム機切替・国産品質・フル機能スタンド | リモコン付きでゲーム機との両立運用に最適 |
| ✅ IODATA EX-GCQ271UD | 競技FPS・多機器切替・Focus Image使用者 | ADS 240Hz+5系統入力+Focus Imageのフル装備 |
| ✅ MSI MAG 274QPF X30MV | 映像美×高速・Mini LED・本物のHDR体験 | Mini LED×VAの最強コントラストを300Hzで |
| ✅ Pixio PX277 OLED MAX | 映像体験最優先・OLED入門・焼き付きリスク許容 | 0.03ms×∞コントラストのOLED世界への入口 |
予算と用途が一致するモデルを選ぶことが、WQHDゲーミング環境の満足度を最大化する近道です。「より高い性能=自分に合う」とは限りません。自分のゲームジャンル・GPU性能・デスク環境の3点を起点に、上記の選び方フローを参考に選んでみてください。


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