「紅の砂漠(Crimson Desert)」を快適にプレイするには、どんなゲーミングPCが必要か?——この記事では公式発表(2026年3月11日)の確定スペックをもとに、予算別・画質別の最適構成を解説します。
紅の砂漠は、『黒い砂漠』のPearl Abyssが自社エンジン「BlackSpace Engine」で開発したオープンワールドアクションアドベンチャー。2026年3月20日に全世界同時発売(PC版はSteam/Epic Games Store対応)された、2026年最注目の重量級タイトルです。
SSD空き容量150GB以上が必須(HDDは完全非対応)/Windows 10 22H2以上/DirectX 12対応。この3つを満たしていないと起動できません。
| ✅ 公式確定スペック——最低・推奨(中設定)・高設定・Ultra(4K/60fps)の4段階 |
| ✅ 「推奨スペックは意外と低い」は本当か——現行GPU換算と実際の快適ラインを正直解説 |
| ✅ 予算別おすすめBTOゲーミングPC 4選(フルHD快適〜4K Ultra対応) |
| ✅ SSD 150GB問題・DirectX12対応・最新ドライバ更新——見落とすと当日遊べない落とし穴3選 |
| 🔍 紅の砂漠向けGPU選びで迷っている方はこちら:RTX 5060・5060 Ti・5070 徹底比較 |
| 🔍 Ultra(4K/60fps)対応を検討中の方はこちら:RTX 5070 vs RTX 5070 Ti 比較 |
第1章:紅の砂漠(Crimson Desert)とはどんなゲームか
| タイトル | 紅の砂漠(Crimson Desert) |
|---|---|
| 開発・発売 | Pearl Abyss(パールアビス) |
| 発売日 | 2026年3月20日(PC版Steam/Epic Games Store・コンソール同時発売) |
| 対応機種 | PC(Steam・Epic Games Store)、PS5、Xbox Series X|S |
| ジャンル | オープンワールドアクションアドベンチャー(シングルプレイ専用) |
| 価格 | Steam / Epic Games Storeにて購入可能 |
| エンジン | BlackSpace Engine(Pearl Abyss独自開発) |
舞台は美しさと残酷さが共存する大陸「ファイウェル」。プレイヤーは傭兵団「灰色たてがみ団」のリーダー、クリフを操作します。仲間を失った襲撃事件をきっかけに、復讐と再起を誓って大陸各地を旅するストーリーです。
黒い砂漠との関係:同じPearl Abyssが手がけるタイトルで舞台の一部が共有されていますが、紅の砂漠は完全独立した作品です。黒い砂漠を遊んでいなくても問題なく楽しめます。また、黒い砂漠のようなMMORPGではなくシングルプレイのアクションアドベンチャーです。
- 広大なオープンワールド「ファイウェル大陸」をシームレスに探索
- 物理演算ベースの重みある戦闘——パリィ・蹴り・投げ技など多彩なアクション
- ソウルライクに影響を受けながらも、キャラクター成長で乗り越えられる難易度設計
- 釣りや牧畜などの生活要素も充実した広大なコンテンツ量
- 自社開発エンジンによる圧倒的なグラフィック品質
- DLSS・FSR等のアップスケーリング技術に対応(PC版)
第2章:紅の砂漠 PC版 公式確定スペック【2026年3月11日発表】
Pearl Abyssが2026年3月11日に公式発表したPC版のシステム要件です。Cinematicを含む全6種類のグラフィックプリセットに対応しており、プレイスタイルによって必要スペックが大きく異なります。
| スペック区分 | GPU | CPU | RAM | 対応解像度・fps目安 |
|---|---|---|---|---|
| 最低動作環境 (起動・低設定) |
GTX 1060 RX 5500 XT |
Ryzen 5 2600X Core i5-8500 |
16GB | 1080p・低設定で起動可能 快適プレイは困難 |
| 推奨動作環境 (中設定・快適) |
RTX 2080 RX 6700 XT |
Ryzen 5 5600 Core i5-11600K |
16GB | 1080p/60fps またはネイティブ4K/30fps |
| 高設定 | RTX 5060 Ti相当以上 (現行GPU推奨) |
Ryzen 7 7700相当 Core i5-13600K相当 |
16GB | 1080p/高フレームレート WQHD/60fps対応 |
| Ultra(最高設定) ネイティブ4K/60fps |
RTX 5070 Ti RX 9070 XT |
Ryzen 7 7700X Core i5-13600K |
16GB | ネイティブ4K・60fps Ultraプリセット対応 |
| OS | Windows 10(64bit・バージョン22H2以上)またはWindows 11(古いビルドは不可) |
|---|---|
| ストレージ | SSD 150GB以上(HDD完全非対応・HDDインストール不可) |
| DirectX | DirectX 12 / Shader Model 6.0(DX11環境では起動しない) |
| ネット接続 | ブロードバンドインターネット接続必須 |
公式「推奨」(RTX 2080 / RX 6700 XT)は中設定・1080p/60fpsの環境です。これは2018〜2021年世代のミドルハイGPUで、現行換算だとRTX 4060 Ti相当(RTX 50系ではRTX 5060相当)です。
つまり「推奨スペックを満たせば快適」は正確には「中設定・1080p/60fpsが快適」という意味であり、高設定・WQHDや最高設定・4Kを目指す場合は大幅にスペックが跳ね上がります。購入前に「自分はどの画質でプレイしたいか」を明確にすることが重要です。
第3章:「公式推奨 RTX 2080」を現行GPU(RTX 50系)に換算すると?
公式スペックに記載されているGPUは旧世代モデルのため、2026年現在のBTOゲーミングPCで選ぶ際は現行GPUに換算する必要があります。
| 公式スペック記載GPU | 現行RTX 50系での相当品 | プレイ可能な環境 |
|---|---|---|
| GTX 1060(最低) | RTX 5060以下(低設定のみ) | 低設定で起動可。快適プレイは困難 |
| RTX 2080(推奨・中設定) | RTX 5060〜5060 Ti相当 | フルHD中設定60fps・ネイティブ4K/30fpsが目安 |
| RTX 5060 Ti以上(高設定) | RTX 5060 Ti(16GB) | フルHD高設定・WQHD/60fpsが目安 |
| RTX 5070 Ti(Ultra/4K/60fps) | RTX 5070 Ti(16GB) | ネイティブ4K・Ultraプリセット・60fps対応 |
・フルHD(1080p)・中〜高設定・60fps快適:RTX 5060 Ti(16GB)以上
RTX 5060(8GB)でも公式推奨は満たしますが、VRAM 8GBは高設定・テクスチャ多い場面でVRAM不足の警告が出る報告あり。VRAM 16GBのRTX 5060 Tiを最低ラインとして推奨します。
・WQHD(1440p)・高設定・60fps快適:RTX 5070(12GB)以上
DLSS使用でWQHD高設定60fps超えが現実的。広大なオープンワールドの探索で安定した体験が得られます。
・ネイティブ4K・Ultraプリセット・60fps:RTX 5070 Ti(16GB)
公式が明示した4K/60fps対応GPUです。DLSS 4(MFG)使用でより安定した4Kゲームプレイが可能。
第4章:予算別おすすめゲーミングPC 4選(2026年3月)
① フルHD快適モデル:RTX 5060 Ti 16GB搭載(予算 約18〜22万円)
| GPU | RTX 5060 Ti 16GB |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 7600 / Core i5-13400F以上 |
| メモリ | 16GB DDR5(32GBへの増設推奨) |
| SSD | 1TB NVMe(紅の砂漠 150GBを含む余裕あり) |
| 対応画質 | フルHD・中〜高設定・60fps快適 |
| おすすめメーカー | マウスコンピューター NEXTGEAR・ドスパラ GALLERIA・パソコン工房 LEVEL∞ |
紅の砂漠を「まずフルHDで楽しむ」なら最もコスパの高い選択肢です。VRAM 16GBにより高設定・高解像度テクスチャでもVRAM不足の心配がなく、将来の重量級タイトルにも余裕を持って対応できます。
② WQHDスタンダードモデル:RTX 5070 12GB搭載(予算 約25〜30万円)
| GPU | RTX 5070 12GB |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D / Core i7-14700K(特にオープンワールドで効果大) |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| SSD | 1TB NVMe(1TB残量確保のため 2TB推奨) |
| 対応画質 | WQHD・高設定・60fps以上 / フルHD・最高設定・100fps以上 |
| おすすめメーカー | マウスコンピューター G-Tune・ドスパラ GALLERIA・TSUKUMO G-GEAR |
広大なオープンワールドを高画質で探索したい方に最適です。Ryzen 7 9800X3Dとの組み合わせは、CPUの処理が重要なオープンワールドゲームで特に効果を発揮します。DLSS 4のマルチフレーム生成(MFG)を活用すれば、WQHDで100fps超えも現実的。2026年の紅の砂漠を「最高に楽しむ」バランスが優れた構成です。
③ 4K対応ハイエンドモデル:RTX 5070 Ti 16GB搭載(予算 約35〜45万円)
| GPU | RTX 5070 Ti 16GB |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D / Core i9-14900K |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| SSD | 2TB NVMe |
| 対応画質 | ネイティブ4K・Ultraプリセット・60fps対応(公式認定構成) |
| おすすめメーカー | マウスコンピューター G-Tune・ドスパラ GALLERIA・サイコム G-Master Spear |
Pearl Abyssが公式に「ネイティブ4K・Ultraプリセット・60fps」として認定した構成です。紅の砂漠の映像美を文字通り最高品質で体験できる一台。DLSS 4 MFGを有効にすれば4K/100fps以上も現実的で、将来の重量級タイトルにも長期対応できます。
④ コスパ重視・まず試したいモデル:RTX 5060 8GB搭載(予算 約13〜17万円)
| GPU | RTX 5060 8GB |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 7600 / Core i5-13400F |
| メモリ | 16GB DDR5 |
| SSD | 1TB NVMe |
| 対応画質 | フルHD・中設定・60fps(VRAM 8GBのため高設定・高解像度テクスチャに注意) |
公式推奨スペックは満たしますが、VRAM 8GBは高設定時に「グラフィックメモリ不足」の警告が出る場合があります。フルHD中設定であれば問題なく動作しますが、長期的な使用や将来タイトルへの対応を考えると、RTX 5060 Ti(16GB)への投資をおすすめします。
第5章:発売日当日に遊べない「落とし穴」3選——事前チェックリスト
紅の砂漠には他のゲームより厳しい要件があります。購入前・プレイ前に必ず以下を確認してください。
落とし穴① SSD 150GBが確保できない
紅の砂漠のインストールに必要な容量は150GB以上のSSD空き容量。これは国内PCゲームとしてトップクラスの要求量です。標準的な1TB SSD(実効容量930GB程度)でも、Steamで他のゲームが多数インストールされていると容量不足になります。
またHDDへのインストールは完全非対応(すべてのプリセットでHDD使用不可)です。「HDDがあるからSSDが少なくても大丈夫」というのは紅の砂漠では通用しません。SSD 1TB以上(推奨2TB)のPCを選ぶか、追加SSD購入を検討してください。
落とし穴② Windows 10の古いバージョンで起動しない
紅の砂漠はWindows 10を使用する場合、バージョン22H2以上が必須です。「Windows 10でも動く」は正しいですが、古いビルド(21H2以前)では起動できません。古いPCをそのまま使う場合は事前にWindowsアップデートを実行してください。Windows 11は問題ありません。
落とし穴③ DirectX 12非対応・ドライバ未更新
DirectX 12とShader Model 6.0が必須要件です。古いGPU(GTX 900番台以前)はDirectX 12に対応していないため起動できません。また最新のGPUドライバへの更新は発売日前に済ませておくことを強く推奨します。特にNVIDIAは紅の砂漠発売に合わせたGame Ready Driverがリリースされるため、事前更新が重要です。
| □ | SSDに150GB以上の空き容量があるか確認(HDDは使用不可) |
| □ | Windows 10の場合、バージョン22H2以上にアップデートされているか |
| □ | DirectX 12対応のGPUかどうかを確認(dxdiagコマンドで確認可能) |
| □ | NVIDIAまたはAMDの最新ドライバをインストールしたか |
| □ | 4Kでプレイする場合、4K対応モニターを用意したか |
| □ | インターネット接続が安定しているか(ブロードバンド接続必須) |
よくある質問
Q. RTX 5060(8GB)で紅の砂漠は快適にプレイできますか?
フルHD・中設定・60fps程度であれば動作します。ただしVRAM 8GBのため、高設定・高解像度テクスチャ場面でVRAM不足の警告が出る報告があります。「とにかく紅の砂漠を遊びたい」場合は動作しますが、快適性を考えるとRTX 5060 Ti(16GB)以上を推奨します。
Q. 紅の砂漠はHDDにインストールできますか?
できません。公式仕様でHDDへのインストールは完全非対応です。必ずSSDにインストールする必要があります。インストール後も高速なロード時間のためNVMe SSDが推奨されます。
Q. 紅の砂漠は黒い砂漠の続編ですか?前作をプレイしていないといけませんか?
続編ではありません。同じPearl Abyssが開発した同一世界観の作品ですが、完全に独立したシングルプレイゲームです。黒い砂漠をプレイしていない方でも問題なく楽しめます。また、黒い砂漠はMMORPGですが、紅の砂漠はシングルプレイ専用アクションアドベンチャーという点も大きく異なります。
Q. PS5版とPC版の違いは何ですか?
同日発売で基本的なゲーム内容は同一です。PC版の特徴は、①グラフィックプリセットが6段階(Cinematicを含む)から選べる、②DLSS/FSR等のアップスケーリングでパフォーマンスを最適化できる、③4K/Ultraプリセットに対応できる——という点です。高性能なPCがあるなら映像体験ではPC版が有利ですが、手軽にプレイしたい場合はPS5版でも十分高品質なゲームを楽しめます。
Q. ゲーミングノートPCでも紅の砂漠は快適にプレイできますか?
RTX 5060 Ti以上のGPUを搭載したゲーミングノートPCであれば、フルHD・中〜高設定でプレイできます。ただし、重量級オープンワールドゲームは長時間プレイで発熱・サーマルスロットリング(熱による性能低下)が起きやすいため、デスクトップ型に比べてパフォーマンスが低下する場合があります。長時間のプレイには冷却パッドの使用を推奨します。
まとめ:紅の砂漠はどのゲーミングPCで遊ぶべきか
| フルHD・中〜高設定で十分 | → RTX 5060 Ti(16GB)搭載(20万円台〜) |
| WQHD・高画質でがっつり楽しみたい | → RTX 5070(12GB)搭載(25〜30万円台〜) |
| ネイティブ4K・Ultra・最高品質で体験したい | → RTX 5070 Ti(16GB)搭載(30〜40万円台〜) |
| まず安くゲーミングPCを始めたい | → RTX 5060(8GB)搭載(13〜17万円台〜)フルHD中設定ならOK |
紅の砂漠の最大の注意点はSSD 150GB必須・HDDは完全非対応という要件です。購入前に必ずSSD容量を確認してください。新しくゲーミングPCを購入する場合はSSD 1TB以上(2TB推奨)の構成を選ぶと安心です。
※本記事のスペック情報はPearl Abyss公式発表(2026年3月11日)に基づいています。ゲームのアップデートやパッチ適用後に要求スペックが変動する場合があります。最新情報はSteam公式ページおよびPearl Abyss公式サイトにてご確認ください。


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